全国部ブラックバス防除市民ネットワーク


2008年度 全国一斉ブラックバス防除ウィーク 活動報告書

主催団体名 川東土地改良区、菅谷自治会、加治川ネット21、生物多様性保全ネットワーク新潟、ブラックバス問題新潟委員会
協力団体名 新発田市菅谷小学校、新潟県内水面水産試験場
所在地 〒950-0892 新潟市東区寺山1丁目8-25
電話番号 025-270-2010
FAX番号 025-270-2011
URL http://www.geocities.jp/biodiversitynetniigata/ 
E-mail naturewk○basil.ocn.ne.jp
担当者 井上信夫
イベントの名称 京沢ため池 ブラックバス駆除大会
イベントの内容 駆除活動・普及活動 
日 時 2008年5月23日
場 所 新潟県新発田市菅谷地内
料 金 無料
当日の連絡先 川東土地改良区
イベントの詳細  京沢ため池(面積3,800u)では、一昨年密放流されたオオクチバスが発見されたため、ため池管理者が同年6月に干し上げ駆除を実施、全長25〜40cmの成魚7尾、1cm前後の稚魚数百尾を捕獲した。完全排水ができなかったため取り残しがあり、昨年、大型魚10尾を釣り上げた。しかし、まだ20cm大のバスが見られるので、当会や地元NPO法人加治川ネット21も加わって完全駆除を目ざしたものである。地元の方々や菅谷小学校の生徒にも参加してもらった。
 捕獲されたオオクチバスは合計26尾、全長40cmの大型個体が1尾、ほか25尾は全長15〜20cmの未成魚であった。最大個体はオスで臀鰭がすり切れており、産卵床づくりをしていたものと思われる。未成魚はすべて生殖腺が発達中で、来年には成熟に達する個体であった。今回の活動によって、大量繁殖前に完全駆除を実施することができた。

水を抜いた溜池で魚を捕獲

オオクチバスの体のつくりを学習
参加人数 社会人30名・菅谷小学校4年生20名(引率を含む)