全国ブラックバス防除市民ネットワーク
 市民参加型ブラックバス防除の研修会
 − 伊豆沼・内沼の生態系復元を目指して −
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【名  称】市民参加型ブラックバス防除の研修会
      − 伊豆沼・内沼の生態系復元を目指して −
【開 催 日】2007年1月28日(日)13:00−17:00
【場  所】宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター研修室
【主  催】(財)宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団
【共  催】全国ブラックバス防除市民ネットワーク
【後  援】(NPO)シナイモツゴ郷の会、ナマズの学校
【対  象】一般市民や漁業関係者に広く宣伝する

【目  的】
伊豆沼・内沼では,2000年から伊豆沼漁協,2004年からバス・バスターズによる本格的なオオクチバス駆除事業が行われています.市民ボランティア・漁業者・行政等の協働による人工産卵床を利用したこの駆除活動は伊豆沼方式と呼ばれ,全国に先駆けた活動で注目されています.この研修会では,オオクチバス駆除活動の現状と市民参加の活動の先に目指す生態系の復元モデルを,一般市民や内水面関係者に広く伝えることを目的としています.

【内  容】
第1部:オオクチバス駆除の現状と市民参加活動   13:15〜15:15
(1) 伊豆沼・内沼の現状(駆除前までの話)
        伊豆沼・内沼環境保全財団 嶋田哲郎
(2) 漁師の話
(3) 伊豆沼方式の駆除活動
  1)伊豆沼におけるバス駆除方法の開発
        NPOシナイモツゴ郷の会 高橋清孝
  2)バス・バスターズの活動
        伊豆沼・内沼環境保全財団 進東健太郎
  3)マニュアルビデオ上映
  4)これまでの駆除結果と展望
        宮城県内水面水産試験場
  5)バス・バスターズに参加して
        阿武隈生物研究会 池田洋二・高校生
(4) 現在の国内におけるオオクチバス防除活動の全体像
        全国ブラックバス防除市民ネットワーク 小林光
休 憩                      15:15〜15:30
第2部:パネルディスカッション「復元に向けた取り組み」
    コーディネーター 小林光         15:30〜17:00
パネラーからの話題提供
(1)ため池からの復元
        NPOシナイモツゴ郷の会会員
(2)伊豆沼・内沼流域からの復元
        伊豆沼・内沼環境保全財団 藤本泰文
(3)市民活動に取り組んで (大学生)
(4)放流と復元
        水産総合研究センター東北区水産研究所 斉藤憲治